カレイを三枚に。 |
”釣り夫 ありがた迷惑なんです”ということで
釣りが大好き、でも調理は奥様任せという
大変ありがた迷惑な趣味をお持ちの旦那を持つ奥様が多数登場いたしました、
山のように採ってくる山菜や
この大きさ持ってくる?って大きさのお魚を大量に釣ってきたり
いくら食材にかけたの?ってくらいの男の料理を振舞って片づけをしない 等
奥様からすると大変ありがた迷惑な趣味は世の中に多数存在いたします、
その中でも
大量の魚ってのが
ダントツでありがた迷惑ではないでしょうか?
生臭いし・・・、
腐るし・・・、
保存に困るし・・・、
特にカレイの数釣りは、釣る側は3ケタとかを自慢しますが、
手の平サイズのカレイを3ケタを持ってこられたって
処理するのも面倒だし食べるところも少ないし、
奥様達のご心情をご察しいたします、
そんな訳でカレイの料理のバリエーションを増やして
美味しく沢山食べられる為に
まずは基本の下処理
三枚おろし
の方法を紹介いたしました、
カレイさんの嫌われる理由は
ぬめりと骨
これが”生臭み”になったり”食べづらさ”になったりします、
なのでまずはしっかりウロコ取りをしましょう!
カレイのウロコは両面にありますので、黒い側と白い側と両面をしっかりと取りましょう、
その時包丁でゴシゴシするのもよいのですが
50匹とかだと大変なので
金だわしを使うと短時間で大量にウロコ取りが出来ます、
そうしましたら内臓を取り(頭も取ってもよいです)
三枚におろしていきますが
カレイの様な”平物”は、まず
両方の縁側の骨の上に切れ目を入れて、縁側をはずします、
そうしたら縁側をめくりながら、
包丁の先ではないのですが前の方で
滑らせながらはがしていくように切っていくと
身がキレイに取れますのでそれがまず一枚
そして裏も同じように切っていくと二枚そして骨で三枚
となります、ここまでを旦那さんと一緒にやってみましょう!
釣り好きな旦那さんはこだわりが強いを思いますので
出来ないのが悔しくて練習してくれ
結果、旦那さんが自ら裁くように仕込んでいきましょう、
ここまでやってもらえたら料理のバリエーションはいきなり増えます
まず、唐揚げは骨まで全部食べられるようになります、
身も唐揚げにするのはもちろん
その唐揚げを
南蛮漬けにしたり
ちなみに作り方は
だし:酢:薄口醤油:みりん
5:2:1:1
を鍋に入れて沸かして
玉葱・人参・長ねぎ 等のお好みの野菜を入れて、タカの爪を入れて
揚げたカレイを漬けると出来上がりです、
こうしておくと冷蔵庫で5日くらいは日持ちしますので
常備菜として便利ですよ、
さらに揚げたカレイは
チリソースにしても美味しいんです、
これも骨がないから全部安心に食べられます
作り方は
鶏ガラスープ:醤油:酒:みりん:ケチャップ:豆板醤
6:1:1:1:3
そこに豆板醤が0.5くらいです、
まず、にんにく・生姜と豆板醤を少量の油で弱火でじっくり炒め
そこに酒→みりん→醤油→ケチャップの順で入れて
最後に鶏ガラスープ(なければ水でよいです、間違っても市販の中華スープの素とはダメ)
揚げたカレイを入れて、水溶き片栗粉でとろみをつけて
最後に葱のみじん切りを入れて出来上がりです、
ごはんにもとても合う一品となります、
小さいカレイは骨が邪魔で敬遠されますが
下処理をきちんとしておけば全部食べられますので
食べる時に苦労するのではなく
下ろす時に苦労しましょう!
三枚におろして冷凍も出来ますから、旦那さんと一緒に頑張りましょう。