土鍋でごはん! |
土鍋で炊いたご飯が美味しい!と聞いて試してみたけどベチャベチャに・・・・
と、いう奥様からのリクエスト
ふっくら美味しいご飯が炊きたい!
土鍋は現在の加熱器具で炊くには一番理にかなった鍋だと思います、
ごはんを美味しく炊くには
初めの温度をゆっくり上げること
沸騰してから高温を維持すること
冷めずに蒸らすこと
が大切になります、
えっ?今日テレビで最初”強火”っていっていましたよね?って思っている方もいると思いますが
これは土鍋に限ったことなんです
土鍋は保温性が高い=沸騰するまで時間がかかる
からなんです、薄いアルミとかステンレスの鍋では同じ炊き方では上手くいきません!
土鍋は蓄熱性がとても高い分、温度の上昇が緩やかなんです
はじめチョロチョロ、中パッパッ、赤子泣いても蓋取るな といいますが
土鍋の場合は
はじめパッパッで、中チョロロ、赤子泣いても蓋取るな が丁度よい表現になります
なので、強火で加熱すると丁度よくごはんの旨味がよくでる温度を通過するんです
そして一回沸騰すると冷めにくいので高温を維持できるので
弱火で焦げ付かず芯まで火が通るんです!
そしてごはんを美味しく炊くのにすごく重要なところ
蒸らし!
これを理想的にできるのが土鍋の特徴なんです
炊きたてのごはんは、まだごはんのまわりがベチャベチャしていて
中心もちょっと硬いくらいです、
これを余熱で蒸らすことでふっくら仕上がります
このとき高い温度を維持するのがコツなので
赤子泣いても蓋取るな となるんですが
保温性の高い土鍋はこれがしっかりできるんです、
ルクルーゼや圧力鍋のごはんが美味しいのも保温性が高い鍋だからなんです、
そうすると
米粒が一つ一つしっかり立った美味しいごはんが炊けます
今回は甘えびの出汁がしっかり効いた炊き込みごはんにしました
番組スタッフさんにも大好評でした、
今はスイッチ一つでごはんが炊ける時代になりましたが
ちゃんと基本を知っているともっと美味しいごはんが炊けますよ!
それから、今回で”ノッてけ!晩ごはん”としてはコーナーが終了しました
一年間見てくださった皆さんありがとうございました!
4月からは月曜日に移動になり
”青ちゃんの解決キッチン!”
というタイトルにリニューアルされます
今後も応援よろしくお願いします
まずは4月5日が第1回目ですので
お楽しみに!